tsubukoの本のある毎日

本を読むだけで一日がウフフとなる読書好きが綴る読書と暮らしの記録です。

印象派の画家たちの見た景色が目に浮かぶ「ジヴェルニーの食卓」

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原田マハ『ジヴェルニーの食卓』

 

マティス、ドガ、セザンヌ、モネ…印象派を代表する画家4人の物語。

読んでいると画家たちの見た景色が目に浮かんできます。

 

スケッチに適した場所をセーヌ川沿いに探していて、偶然、ジヴェルニーに通りかかった。野性的ともいえるくらい手つかずの野原に、可憐に咲く花々。まっすぐに空へ伸びるポプラ並木、農民たちが牧場に作る積み藁。エプト川のせせらぎ、そこここに感じられる水の気配、ひなたのにおい。

原田マハ『ジヴェルニーの食卓』p228

 

モネが好き

芸術にはどちらかというと疎いほうなのですが、モネの絵が好きです。

きっかけは、直島にある地中美術館で見た「睡蓮」。穏やかな色づかいにすっかり魅了され、去年は東京都美術館で開催されていたモネ展にも足を運びました。モネの作品を見ると不思議と心が洗われるような感覚になります。

いつかはフランスのジヴェルニーに行って、モネが愛した花や植物たちをこの目で見ることが夢!

 

※モネ展は現在、京都で開催中!

京都市美術館 > 展覧会案内 > マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 「印象、日の出」から「睡蓮」まで

  

この本をオススメしたい人

  • 絵を眺めるのが好きな人
  • フランスが好きな人
  • 別世界にタイムトリップしたい人

 

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)