tsubukoの本のある毎日

本を読むだけで一日がウフフとなる読書好きが綴る読書と暮らしの記録です。

シンプルに自然と調和しながら生きることの素晴らしさが詰まっている「カオハガンからの贈りもの」

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■崎山克彦『カオハガンからの贈りもの』

 

フィリピンにある小さな島「カオハガン島」。お金やモノではない本当の豊かさとは何か…?その答えはカオハガン島の青い海、広い空、生い茂る緑、一緒に暮らす住民たちみんなが教えてくれます。

 

 ある日、突然気がついたことがあるのです。砂の上についている島民のはだしの足跡と私の足跡が、かなり違っているのです。

 島民の足跡は、五つの足の指の跡が、はっきり、くっきりと砂に刻まれているのです。指の部分が、かなりの深さに砂に埋まっています。それは、とても力強い足跡です。…(中略)…島民は足の裏全体で大地に接し、五本の指で大地をつかまえて歩いているのです。…(中略)…はだしで歩くと、それははっきりと伝わってきます。「大地の上を歩いているんだ」ということがはっきりと理解できるのです。

 崎山克彦『カオハガンからの贈りもの』p66,67

 

☆カオハガン島ってこんなトコロ…

http://www.caohagan.com/

 

いつか訪ねたい場所がまた1つ増えました。

 

カオハガンからの贈りもの

カオハガンからの贈りもの